コミケで空前のブーム
それまで女性をターゲットにしていた同人誌に男性がターゲットの作品が出てきたのが1980年代だと言えます。
美少女人気がピークの頃で「うる星やつら」「カリオストロの城」といった美少女が登場する作品のアニパロが沢山発行されました。
そんな時代背景の中コミックマーケットは拡大を続けサークル数は3000、入場数は35000人を上回るようになったのです。
それまで春・夏・冬の年3回だったのが1983年以降、コミックマーケットは「春コミ」がなくなり夏と冬の年2回開かれるようになったのです。
そんな中男性をターゲットにした作品が増えていき、女性参加者に人気が出たのがサッカーをテーマとした作品である「キャプテン翼」だったのです。
原作において登場人物のほとんどが男性であるのに,まさに空前のブームというべき人気で「C翼」と呼ばれ女性サークルの参加が増え続けたのです。
中でも人気があったキャラクターは翼くんのアシストに徹する岬くんをはじめ、ライバルの日向くん、反町くん、若島津くんなどの登場人物が女性から熱い支持を得ました。
男性の同性愛をテーマにした「やおい」に繋がる作品として数多くのサークルから「C翼」の作品が次々に作られたのです。
1992年に至っては「C翼」サークルの代表者のほぼ100パーセントが女性という様子からもその人気の凄さが理解できると言えます。